|
-------- -- --:--
新しい記事を書く事で広告が消せます。 |
|
2007-08-01 Wed 23:01
日本的システムは個人を抑圧する。日本は個人が集まった民主国家ではなく、会社組織やグループの『一部』となることを強要する。もっとすごいことは、日本人の多くが率先して集団の一部になることを自ら望んでいることだ。国家や会社の上司による巧妙に仕組まれた分かりづらい『上からの圧力』と、個人の存在を絶対に許さない『世間』の狭間にある僅かな日本に暮らす個人が、無理に日本社会に適応しようとすると鬱病などの心身に支障をきたす。
日本にも個人の時代が到来したと言われて久しいけど、日本人は世間が大好きだ。世間の人気は根強い。彼らは滞在先の海外にも世間を持ち込んで、仲間同士だけに通用する狭い日本社会を形成する。身内以外の部外者は日本人だろうと、外国人だろうと徹底的に排除する。 宗教や民族対立を理解しようと努め、解決の糸口を必死になって探っている世界の人々も『日本の世間』などに誰も興味を示さない。日本は世界の片隅で、日本だけで作用する世間という殻に閉じこもって、現代をやり過ごそうとしているように見える。日本国家そのものが『ひきこもり』のようだ。当然前には進まないが、不思議なことに日本人は前進することを拒んでいる。西欧文化や黒人文化に憧れているようだけど、そこに暮らす人々には興味がないようだ。それとも日本人は単に臆病なだけなのだろうか?そして不思議でも何でもないかもしれないけど、世間に安住しているように見える日本人の多くは口々に「心を開いて話のできる友達がいない」と言う。 その間に世界は熟考し、行動し、人脈を培い、国籍の異なる多くの友人を持ち、文化や情報を交換し、豊かな経験を重ね、溢れかえる多くの難題に立ち向かっている。 世界と日本の間に信じられないほどの格差が生まれている。日本国内の所得格差とは異質なものだ。蓄積していく時間の充実度の格差というべきものだけど、日本にいると『世界第2位の経済大国』というウソに塗れてしまって真意がわからない。 カネだけがプライドのすべてのサラリーマンがリストラされると自殺に走る。 話題を変えよう。 アフガンで韓国人が誘拐された事件の裏側が語られ始めた。キリスト教徒(拉致された韓国人たち)がアフガンのイスラム教徒を改宗させようと誤解されたという内容だ。 ![]() 『我々は人道支援のためにアフガンにやって来たのだ』といくら力説しても『理解されない世界』があることを拉致された韓国人たちは知らなかった。そして、それは『知らなかった』では済まされないことだ。 『知らないということ』はおそろしい。 ・イスラム教徒にとって最大の敵はキリスト教徒 ・アメリカを中心とした西側(キリスト教徒たち)による石油利権目的によるアフガン占領 ・対話にならない異教徒の存在 ・自分が拉致、拘束され、殺されるかもしれないと想像すること 彼らはアフガン入国前にこれらをすべて踏まえた上で覚悟しなければならなかった。 アフガンは『世界の兵器博覧会』との異名を取る。アフガン戦争では欧米で開発された最新鋭の兵器がアフガニスタン人を殺すために使用されてきた。 数百発の銃弾を浴びた、愛する父親や母親の惨殺死体を幼い子供の頃に目の当たりにした子供たちが青年、大人になり、ゲリラ兵としてアフガンの荒野で敵を待ち伏せしている。 自分が一番大切に想っている人が虐殺されることを全力で想像することは何よりも重要なことだ。 そして、自分が敵に殺されることを想像する。 覚悟をするとはそういうことだと思う。 |
|
| 砂漠の兵士 |
|

『我々は人道支援のためにアフガンにやって来たのだ』

![20071229181102[1]](http://blog81.fc2.com/b/bangkokladphrao/file/20071230165309s.jpg)

